AMDの歴史とCPU
かつてはIntelと共にCPUを供給したAMD(Advanced Micro Devices)
世界になを馳せるIntelとは違い、このAMDという会社は一般パソコンユーザーには聞き慣れないメーカーかもしれない。かつてはIntelと共に、そして現在ではIntelと争える力も備えたプロセッサメーカーでCPUメーカーとして自作パソコンユーザーの中ではIntelとAMDでのCPUの比較に頭を悩ませる人も多いことだろう。
AMDの各シリーズにおけるCPU比較
サーバー向けのAMD Opteron Quad Core
クアッドコアのサイズで6コアの性能を実現するプロセッサー(CPU)も登場した。仮想化・データベース・Webサーバーなどのマルチスレッド環境における性能とワット性能が飛躍的に向上した最強モデルのCPUもある。安いモデルなら1万円代から購入出来るCPUもあるがSocketFのモデルでは20万円代のCPUも存在するのでどこをどうCPU比較して良いものかも悩みどころであろう。
AMD PhenomU X2・PhenomU X3・PhenomU X4
PhenomU X4は従来のPhenomで抱えていた弱点を克服した新世代クアッドコアCPU。クロックの向上、オーバークロック耐性の向上、L3キャッシュ容量の増量などがされた。価格も1〜2万円と手ごろなCPUでX後の数値はコア数を意味しているのでCPU比較の際に分かりやすい。
各サイトで対抗馬のIntel Core2 QuadとCPU比較されているサイトも非常に多い。またX3を4コアとする方法なんかも公開されていて組甲斐のあるCPUかもしれない。
AMD AthlonU X2プロセッサー
Socket AM3に対応したCPU。定格が3.0GHzと高クロックなCPUで、価格も1万円程で手ごろ。
各サイトやブログなどでオーバークロックのレポートもあるので、こちらも楽しめるCPUだろう。
AMD Athlon X2プロセッサー
AMD Athlon X2デュアルコア・プロセッサを搭載したデスクトップ向けのCPU。数年前から存在しているが、Socketの変更や省エネ化などで進化を遂げている。一般的な作業でドキュメントの作成や音楽データの整理や取り込みなどストレスなく出来るだろう。価格も安いのでAMDで安価な自作PCを組みたい時にはCPUの比較に入れてよいだろう。
その他注意点など
SocketAM3版PhenomUは内蔵メモリコントローラがDDR2とDDR3共に対応しているので、Socket AM3のマザーボードであればDDR3メモリと組み合わせて利用できる。またDDR2メモリと組み合わせてSocket AM2+マザーボードも可能。ただしAM2+版のPhenom IIはAM3マザーボードでは利用できないので注意したい。ちょっとややこしいのが難点であろうか…。
様々な点を含め、CPUを比較し購入して頂きたい。